【誰?と言われるのが怖かったから(鳶泥)】
ボクはいつもあなたのよく知るトビでいました。そう、互いの最期まで。
欺いていたことに心を痛めることはない。嘘も吐き通せば真実。
確かにあの時、ボクはトビだったのだから。
(ただ、貴方が居なくなった今、もう“トビ”なんてどこにもいない。どこにもいないんです)
--------------------
【君に殺されたのはこれでええと8回目(角飛)】
はじめの2回はイラついてしかたなかったけどよ、3回越えたら変わっちまったんだよな。
何だっけ、仏の顔も三度まで、とか言うじゃん?そんな感じ?
「意味が真逆だ馬鹿」
「馬鹿っつうな!今度はオレが殺してやろうかァ?」
「やれるもんならやってみろ」
あ、9回目だ。
--------------------
【ハッピーエンドまで早送り(鳶)】
多分そこに貴方は居ない。
--------------------
【欠陥商品が愛しい理由(蠍)】
「旦那ってホンッット自分大好きだよな!!」
「当たり前だろオレは完璧なんだからな」
思い込めばそれもまた事実。
--------------------
【食べてみればわかるよ(鼬と鮫)】
「鬼鮫ェ…これはいつもの団子屋のものではないな?」
「お休みだったんですよ、今日はそれで我慢してくださいませんか?」
「それならそうと最初から言えばいいのだ。こんなオレを試すような真似…分かるに決まっているだろう!他ならぬ団子の味だぞ、団子の!」
「(帰りたい…)」
--------------------
【っていうのはウソだけど(飛と蠍)】
「実はここをひねると口からビームが出んだぜ?」
「マジでぇ?すっげーじゃんサソリちゃん!」
--------------------
【きみのことすきなんだ(絶)】
だってとってもおいしそうだから!
--------------------
【りんご病の一種です(痛小)】
「顔が赤いぞ」
「寒いからよ」
「今日は夏日だが」
「風邪よ」
「何、大丈夫なのか?」
「心配ないわ。貴方が目の前から消えてくれさえすればすぐ治るもの」
--------------------
【瞳の青い王子様(鳶泥)】
「どのツラ下げて姫気取りだ、うん!」
「え~じゃあボクが王子様しましょうか?」
「どっちにしろお断りだ。どうせならもっとこう…そうだな例えるなら旦」
「許しませんっ!」
--------------------
【残念ながら大好きです(鳶泥)】
今日という今日は許さない。もう顔も見たくない。ふざけんなふざけんなふざけんな。
「お前なんか大っ嫌いだ!」
「残念、ボクは大っ好きですよ!」
コンビ解消だ、こんな奴!
--------------------
《title by:おやすみパンチ》
PR